新型コロナウイルスの影響で、弊社もテレワークを導入してみました。
業務としては基本的にデザインやウェブ制作なので、ネット環境とPCひとつあれば問題なし!と、安易に思っていましたが、やりだすとけっこう色々と問題が出てきたので記事にします。
テレワークのメリット

まずはテレワークのメリットとして、個人的に感じたことです。
通勤という概念がなくなりラク&無駄な時間を削減できる
一番大きな変化はこれでしょうか。やはり毎日の通勤は、積み重ねると膨大な時間になります。
仮に片道約1時間、週5の勤務として。
- 1日 通勤時間:2時間
- 1週間 通勤時間:10時間
- 1ヶ月 通勤時間:40時間
- 1年 通勤時間:480時間(=まるまる20日間!!)
1年間にすると、まるまる20日間も移動してることになりますね!これはもったいない。
20日もあればなんでもできますよw
この時間を削減できるのは、かなりのメリットかと思います。
また、雇用する側としても、支給する交通費なども削減できますね。
家の用事と並行して作業が可能
これは家族がいたり、お子様がいる方にはすごく大きいメリットではないでしょうか。
会社にいたら、休憩時間1時間のうち、お昼ご飯食べて、ぼーっとして、携帯みて、、、とかして過ごすことが多い気がします。
ですがテレワークで家にいれば、ご飯の間に洗濯まわして、家の掃除して、、、と、帰ってからやらないといけない事を効率よくこなしていけますね。
また、小さな子供や赤ちゃんがいれば、極端な話だっこしたままでも作業ができてしまう場合もありそうですね。
これも通勤と同様で、「無駄な時間の削減」という意味では大きそうです。
集中できる(ひとによる?)
よくも悪くも、家はプレイベート空間なので、人によってはかなり集中できる環境を構築できるのではと思います。
ちなみに私の場合はまったく集中できません。w
娘たちがにぎやかに遊んでいる声を聞くと、気持ちはリラックスできるのですが、作業ははかどらないです。。。
テレワークのデメリット

さて、ここからが本題。
テレワークっていいことしかないやん。って思っていた私が、最近悩んでいることです。
これはどちらかというと、雇用する側の視点からと考えてください。
コミュニケーションがなくなった
基本的にはチャットツールなどを使って密に連絡はとっているのですが、やっぱり対面じゃないと伝わらないことってかなり多いなと実感しました。
細かいニュアンスが伝わらないというか、相手の表情やテンションをみて、かける言葉やタイミングも変わってくると思います。
また、ちょっとした間合いをみて「他愛もない話」をしてコミュニケーションをはかったり、いっしょにタバコを吸ったり。。
という交流がほぼなくなりました。
基本、業務のやりとりしかしなくなってしまいました。
テレワークになると、ある意味「空気を読む」ということができなくなるのかなと。
ZOOMなどのオンライン会議ツールを使ったとしても、やはり相手とタイミングを合わせることからだし、もしスタッフが集中モードに入っていて、作業がガンガン捗っている最中に邪魔をしてしまうということも想定されます。
同じ空間だとその辺って空気読めますよね。やはり対面とは全然違います。
緊張感がなくてサボってしまう
これはきっと多くの人が陥ってしまうことではないかなと思っています。
周りの目があることで、少なからず緊張感が生まれますし、自分だけYouTubeなど見てサボろうとはなりませんよね。
だけどテレワークになると、「ちょっと10分休憩しよう」と思ってYouTubeなんか見だしたら、気づけば2時間経ってた・・・・
なんてことも全然ありえちゃう。
しかもそれを、誰も見てないので注意されることもありませんし。
人間って、弱いですからね。。。w
スタッフのマネジメントがしにくい
これは要するに前項と同じことで、「雇う側の視点」です。
スタッフの様子がわからないので、「あいつちゃんと仕事してくれてるかな?」なんて思って不安になります。
いつもなら1時間くらいでやってる作業が、2時間後にできてたり・・・。
なんてことは全然普通に起きてくると思います。もしかしたら他の作業を先にやってるのかもしれないし、わからない。
だからといって、あまり確認しても「信用されていない」と思われるかもしれない。など。。。
この問題は、今回のコロナ騒動のように、準備期間なくいきなりテレワークを導入した会社はみんなが感じるところだと思います。
企業として、テレワークにおける規定やルールをしっかりと作っておき、この見えない部分を「見える化」するための工夫が必要ですね。
今回はこの部分ですごく悩んでたりします。
別に信用してないわけではないんですが、必要以上に不安になるんですよね。。。
運動不足になる
意外と駅の階段とか、駅から会社までの歩くことって、日常の中での「必要な運動」になってるんじゃないかなと思います。
テレワークで、しかも我々のような「パソコンに向かって制作する作業」を主にしているところはかなりの「運動不足」になるんじゃないかな。
運動不足になると、もちろん健康にもよくないワケで。。。
自分の意思で散歩したり、かるい体操をしたりしないといけないでしょうね。(頭ではわかっててもなかなかできないw)
作業環境に差が出る
ひとによってはテレワークのほうが集中できるかもしれませんが、一方ではサボってしまうようになるかもしれません。
これは「作業環境」の差が大きいのかなと思います。
もともと作業部屋みたいなものを持っている人ならいいかもしれませんが、みんながみんな、そうではありません。
作業スペースを作ったり、仕切りを作ったり、家の構造によってはリビングとツウツウの場所に作業しないといけない人もいると思います。
そうなると不公平だし、今まで不要だった備品などを買うコストもかかってくるかもしれませんね。
会社という、整った環境のありがたみを感じます。
機材やセキュリティの問題
テレワークをするにはやはり設備が必要です。
場合によっては会社のPCのデータにアクセスしなければいけないし、そうなるとセキュリティの問題も出てきます。
機密情報が漏洩してしまったら、それこそ大問題ですよね。
このあたりも、事前に会社側がしっかりと整備したうえで、本来はテレワークを開始するべきなんだと感じました。
自己管理ができる人間が生き残る!?

今後、世の中のテレワーク化はもっと進んでいくでしょう。
そうなると、上記で述べたように、これまでとは仕事の仕方、人との関わり方も大きく変化していきます。
家で仕事をするようになるので、周りの目がなくても集中でき、効率的に業務をこなせる人間が評価されていくのではないかなと思います。
逆言えば、仕事はあまりできなくても上司に気に入られるのが得意な人や、飲みニケーションで上司のポイントを稼いで昇進してきた。。。というような構造は、一気に崩れていくような気がします。
「自己管理ができ、リモートでもコミュニケーションがしっかりとれて、仕事ができる人間」が生き残る社会。
人によったら、ちょっと残酷でもあるかもしれませんね。ある意味「個の時代」が本格的にスタートします。
まとめ
どうでしたか?まだまだメリットもデメリットもあると思いますが、今回は私が思いあたるところを紹介しました。
いろいろと書き出していると、なんかデメリットのほうが色々出てきましたね。。。
特に今回の新型コロナウイルスの影響で、テレワークを企業の意思とは関係なく開始しているところが多いです。
やはり会社としての準備期間がない中でのスタートなので、様々な問題がでてきちゃいます。
それぞれの企業が、「テレワーク作業の規定」をしっかりと作らないといけないと実感しました。
その問題が解決されれば、私個人的にはテレワークのほうがそれぞれにとってメリットになると考えています。
コロナが収束した世界(アフターコロナ)では、社会のデフォルトはずいぶん変わすはず。
弊社もこの機会を使って、テレワークにおける規定をちゃんと作成したいと思います!
これからテレワーク化を考えている方へ、少しでも参考になれば幸いです。
