10年前のバンド生活
私は約12年前からバンド活動をしています。10年ほど前には週に1回〜2回くらいのペースでライブを行い、毎回打ち上げては翌日は二日酔いでボーッとしながらアルバイト。
でも、「自分は音楽で生きている」なんて甘ったれた考えに浸っていました。
だけどどうでしょう?財布や通帳を見ると残高はどんどん減っていく一方。。
しかも何回ライブを重ねても、ファンは思うように増えず。
だったら新曲を作って、最高の曲で一発カマしたる!なんて思いながら、寝る間も惜しんで夜な夜な新しいリフを考え、寝不足でまたボーッとしながらアルバイト。。
という、最悪なサイクルの中、当時はがむしゃらにやっていました。
何がダメだったのか?
音楽を磨くことだけやっていた
私の担当はギター。とにかく毎日ギターを持っては新しい曲を考え、それに加えてもちろん既存曲の練習。機材の研究。ゴールの見えない音作りに没頭。。。という毎日でした。いや、この作業もめっちゃ大事だと思いますし、ギタリストとして絶対的に必要です。
「ライブ」はその練習の成果を発揮する場。
でも幼稚園の発表会ではないし、日頃頑張っていることを知っている人なんていなくて、だれも来ないんですよ。チケットノルマのために友人・知人を呼んでもそれは自分たちの「音楽」を聴きたいから来てくれてるんじゃない。友情ポイントを消費してお客さんが来てくれてる錯覚を作ってるだけです。
たまたまそのライブ会場にいたオーディエンスの中で、「うわ!このバンドいい!」って思ってくれてファンになってくれたら、それは超ラッキーなだけだと思います。
つまり、ライブ以外の日々で、もっとバンドの存在・音楽・コンセプトを、みんなが気付く場所に置いてあげる作業も大事ということです。
当時はこんなこと、まったく考えもつきませんでしたw
バンドを宣伝する
宣伝する?そんなこと当たり前!わかってる!と思われるかもしれませんが、意外とうまくできているバンドって少ないと感じます。(うちのバンドもうまくできてるとは全く思ってませんが)
次のライブ、ターゲットのライブに合わせて、いかに宣伝をうまくやっていくか。これがバンド活動においてかなり重要な作業です。
その活動のツールとして、
- ウェブサイト
- 音源
- 動画(MV / PV / そのた動画コンテンツ)
- SNS、ブログ
- グッズ販売(マーチサイト)
- 紙媒体(フライヤー / ポスター)
- 人間関係
このあたりを上手に活用していかなければなりません。
ライブは答え合わせ
ライブは練習の成果を発揮する場。であることは間違いないんですけど、それ以上に大事なことがあります。
それは、日頃の情報発信や、普及活動がうまくいっているかの「答え合わせの場」ということです。
ちゃんとプロモーションができていたのかは、やはりライブに足を運んでくれる人でもひとつの指標になりますよね。
毎回目標を立てて、数字を取り、分析、改善を行うだけでかなり結果が変わってくると思います。
まずは来てくれるファンを増やす。そこからそのファンへ満足いくステージを提供できているかどうかを、反応を見て突き詰めていく。という順番です。
バンド活動=集客ビジネス
いい音楽は勝手に売れる。は間違いです。
バンド=集客ビジネスです。ということを常に忘れないでおいたほうがいいと思います。
自分の開発した商品を、ほしいと思っている人に届ける活動をしなければ、その商品は一向に売れずに会社は潰れてしまうんです。だから会社は広告宣伝費に膨大な時間とお金をかけるんです。
バンドもある意味、ひとつの会社です。
素晴らしい音楽や、人間性、世界観を「商品」とし、それらを売っていくビジネスマンにならないといけません。
「音楽活動」って、この「職人」と「営業」の部分が両方必要だから面白いんでしょうね!
こんな感じで、「バンドをやっている」「最近バンド活動を始めた!」というような若い世代の夢ある未来のアーティストに届けばいいなと願っています!!
